振袖の柄

成人式や初詣などのお祝いの時に振袖を着たいと考える人がかなり多い思いますが、和服には必要不可欠な帯にはそのシーンなどに合う格準が7種類存在する事を知らない人もいるはずです。
この格準を知らずにデザインや色や振袖の柄の種類を間違ってしまうとミスマッチになってしまって、折角高級な振袖を買っても大幅に価値を下げて台無しにしてしまうので、振袖を着ようと思うなら絶対に知っておくべきです。
そこでこれから振袖の柄の種類にどんなものがあり、どういったシーンで使用したらマッチしているかを紹介して説明します。
太平洋戦争前まで最も格式が高かったのが丸帯で、結婚式で着る白無垢や黒引きや色打掛や打掛などを着る時に帯として用いられてきました。
礼装で丸帯を使えば今でも最上位で扱われ、お金持ちの遊戯で有名な芸者遊びなどで知られる舞妓さん達も良く使っています。
戦争が終わって物不足になった時に、少ない生地で軽量化されて動きやすいデザインの袋帯が生まれました。
丸帯に比べて生地が少なく軽量化されていて見た目はシンプルですが、戦後では金糸をメインに織られた西陣織と合わせて用いれば現在では最高級の格になります。
名古屋帯は袋帯の次に格準が高い由緒ある帯で、礼服に準ずる準礼服で用いられる帯です。
名古屋帯は、帯芯を入れずに両端をかがって仕上げる八寸のデザインで、小紋や袖に合わせる色柄が多いです。
一般的な袋帯に比べるとお太鼓が一重分短くなっている帯の事を京袋帯と言い、名古屋帯と同レベルで同じ用途やシーンで使われています。
並幅を半分に折って仕立てた半巾帯は、様々な和服の着方にアレンジで着て人気がある帯ですが、人気はありますが帯のレベルとしてはかなり低い略式の帯です。
この半巾帯を稀に結婚式の打掛で今風のファッションで用いる人もいますが、基本的には阿波踊りや民謡舞踏や浴衣などの略式や世俗的なイベントで用いられるケースが殆どです。
帯としてのランクも最下級に位置されるので、盆踊りで着る浴衣などにはすごくマッチしますが、成人式や結婚式の振袖には間違っても付けてはいけないのが半巾帯です。
成人式や結婚式の華やかでフォーマルなお祝いで着る振袖の場合には、丸帯や袋帯などのレベルの高い帯が正式には望ましいです。
だけど最近のちょっと砕けたフォーマル行事の成人式ならば、流石に半巾帯ではカジュアルすぎますが、名古屋帯や京袋帯などの袋帯に準ずるものでもマッチングします。